資産運用や節税、副業で不動産投資を始めたいという方は多いでしょう。
とはいえ不動産投資では大きな資金が動くので、リスクは回避したいですよね。
そこで今回は、20代から不動産を購入し、その後に不動産運用も始めた著者が
- なぜ複数の不動産会社から情報を得た方が良いのか
- 不動産会社の情報を鵜呑みにしてはいけない理由
- 初心者が避けた方が良い物件とは
など、リスク回避に役立つ上記3つのポイントについて解説します。
なお著者は宅建の試験も合格し、自身でも複数の不動産投資を経験。
が、中には”失敗した”と思われる投資もありました。
その痛みや経験を踏まえた生の声のアドバイスになりますので、不動産投資で失敗したくない!と思う初心者の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
①情報は必ず複数の不動産会社から
不動産投資は、たくさんの情報を集めて自分で勉強するのが大前提。
そのためには複数の不動産会社のセミナーに参加したり、店舗に訪ねて直接情報を得たりすることも重要です。
投資対象としての不動産を見る場合、例えば下記のものなどがあります。
- 新築ワンルームマンション1戸
- 中古ワンルーム1戸
- アパート1棟
- マンション1棟
- 築古物件
- 地方物件
これらの投資対象には、それぞれのメリット・デメリットがあり、セミナーによって対象物件も様々です。
自分にはどういった対象が適切なのかを見極めるためにも、複数のセミナーに参加したほうが良いでしょう。
②不動産会社の情報は鵜呑みにしない
きちんとした免許のある不動産会社であれば、あからさまに嘘の情報を流すことは考えにくいです。
ですがその不動産会社の情報が、本当に自分にとって価値があるかどうかを見極めるのは自分自身になります。
例えば
- 満室時の利回りが良くても空室や修繕が多いと利回りは低下する
- 物件購入時は満室でも周囲環境の変化で状況は変動する
- 家賃保証を長期であてにしてはいけない
など。
不動産会社から「利回りが良い」と満室時の利回りだけを見せられても、空室のときにはどうなる?と自分で考える力が必要ですよね。
また、その時に満室運用できている中古の物件を購入したあとに、周囲の状況が変わって入居者が大量に出て行ってしまう場合も考えられます。
例えば複数契約してくれていた法人契約がなくなってしまったり、周囲にあった大学の移転で入居していた学生さんが退去してしまったりなど。
こういった事態も、事前に不動産会社からの情報だけでなく、自分で物件を調べればある程度予測できることです。
さらに家賃保証があるという物件の場合も、長期で考えた場合にどうなるかも自分できちんと検討する必要があります。
周囲の相場とくらべて明らかに高い家賃保証がある場合は、数年後には引き下げになる可能性も考慮しましょう。
③初心者が特に避けるべき物件とは
初心者が特に避けるべき物件は、下記のようなものです。
- シェアハウス物件
- サプリ―スのついたもの
- 借地権のもの
これらは、表向きは利回りも良さそうに見える物件であることが多いでしょう。
しかし扱いも難しいことが多く、トラブルも多くなりがちでもあります。
なので特に初心者のうちは避けておく方が良いです。
上手いことを言ってくる不動産の担当者は、担当替えになってあなたの前から姿を消すこともあるかもしれません。
また運営期間の長い不動産会社であっても、廃業、倒産する可能性もあるのです。
もし物件を購入したときの不動産会社が廃業・倒産になったとしても、物件さえ確かなものであれば被害は及ばないで済むかもしれません。
しかし上記のような不動産を購入してしまって場合、不動産会社が倒産してしまったら大変な損失を出してしまう可能性もあるでしょう。
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不動産セミナーに参加すると迷惑電話の嵐では?
不動産投資セミナーに参加すると、後から営業電話が山ほどかかってくるのでは?と心配になるかもしれません。
確かに以前は、一部の業者がそういった迷惑電話をしていたこともあったようです。
しかし迷惑であるにも関わらず営業電話をし続けるのは、不動産取引上の禁止行為にあたります。
それでもそういった心配があるのであれば、迷惑電話などを行わない、誠実な不動産会社のセミナーに参加するようにしましょう。
賢く学んで夢の家賃収入生活への第一歩へ
不動産投資は老後のための資産形成にも有効なミドルリスク・ミドルリターンの夢のある投資です。
ロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん、貧乏父さん」の影響で始めた方も多いはず。
でも安易に参入しては失敗のもとです。
まずは不動産投資の勉強のためにもスマホで学べる資料請求をして、勉強をはじめてみるのもおすすめです。