北京オリンピック2022日本代表選手の活躍とメディアからの扱い3選

北京オリンピック2022が開幕し、極寒のなか選手たちは文字通り頭から湯気を出しながら熱戦を続けています。

ジャンプ男子個人ノーマルヒルで小林陵侑選手が日本人第一号の金メダルに輝いたのを皮切りに、北京オリンピック2022日本代表選手たちの活躍が相次いでます(⁰▿⁰)◜☆˖°

嬉しいですね!

とはいえ各国メディアや審査員たちの日本人代表選手に対する扱いに、”( ゚Д゚)ハァ?”と疑問や怒りを覚える方もいるのではないでしょうか。

以下は北京オリンピックをTVで観戦していて気になった日本代表選手についての扱いについて3選です。

  • 高梨沙羅選手のジャンプスーツ規定違反
  • 平野歩夢選手のスノーボードハーフパイプ決勝2回目への不可解な採点結果
  • 男子フィギュアスケート羽生結弦選手・宇野昌磨選手・鍵山優真選手

またその他にも、どーしても気になったのはこれらの3点です!

  • 金メダルなのに?ネイサンチェン選手のユニ〇ロ感漂う衣装
  • 陥れられた?ワリエワの薬物疑惑
  • カーリング女子日本の大躍進!神がかってた大逆転劇!

まずは沙羅ちゃんの涙から……。

1.高梨沙羅選手のジャンプスーツ規定違反

いやいちゃもんだろ!

と、突っ込みをいれたくなったのは日本人だけではなかったはず。

北京五輪スキージャンプ混合団体で高梨沙羅選手(25)が、まさかのジャンプスーツの規定違反を指摘されて1回目のジャンプが失格で0点になった……。

 

個人戦では4位でメダルに届かず、団体戦で良い結果を出す!と気合を入れて会心の大ジャンプを決めて笑顔で白い歯を見せていた……直後のまさかの失格判定!

声をあげて泣く姿に涙を誘われた観客も多かったのでは。

失敗したならまだ自分の力量不足とあきらめがついて次がんばろう!となるでしょう。

個人戦のときであれば悔しくて自分だけの結果となるでしょう。

でも団体戦で0点になったら頑張ってる他のメンバーに迷惑がかかる!

「日本チームのメダルのチャンスを奪ってしまった」

「私の失格のせいで皆の人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です」

と高梨沙羅選手は自らのSNSで苦しい心情を伝えていました。

1回目の大ジャンプの後に規定違反って告げるとか酷くない?

飛ぶ前に指摘してくれたら違うスーツに変えてたよ!

個人戦のときに同じスーツでジャンプしたけど規定違反じゃなかったでしょ!

と突っ込みどころ満載の疑問の残るジャンプスーツの規定違反問題。

スキージャンプ混合団体で規定違反を指摘されたのは日本だけでなくノルウェーの2選手、ドイツ、オーストリアの選手もです。

女子選手ばかりが指摘されて、各国メディアからも”おかしい!”と論争が起こりましたね。

日本がメダルを取れなかったのは”自分のせいだ”と深く反省する日本の沙羅ちゃんに対し、英ロイター通信はこう報道したようです。

「高梨沙羅がジャンプ混合団体で、日本のメダル獲得の望みを打ち砕いたスーツ規定違反を、多くの人々の態度とは反対に謝罪した。他の人々が物議をかもした失格に怒っているのとは対照的だ」

もちろん怒りたい気持ちはあるでしょうが、沙羅ちゃんにとっては”日本の団体戦メダル獲得のチャンス”を自分が奪ってしまったという申し訳なさが先に立ったのでしょう。

その辛さを抱えながらも果敢に2本目のジャンプに挑み、見事なジャンプを決めた沙羅ちゃんの姿はみんなに感動を与えましたね。

1本目のジャンプが0点ながらもみんなでカバーして4位にまで追い上げた日本のジャンプ混合団体のチームは素晴らしいです。

世界大会で何度も優勝してきたのにオリンピックでは金メダルと縁遠い沙羅ちゃん。

今までは心無い世間からメイクの事でバッシングされたりとか、言いがかりをつけられがちだったけれど、理不尽な扱いを受けながらもけなげに頑張っている姿にみんな心を打たれたと思います。

メダルには届かなかったけれど、とても胸を打つドラマを見たような気持になりました。

高梨沙羅選手のインスタにも激励が何万件も届いてるようですね!

2.平野歩夢選手のスノーボードハーフパイプ決勝2回目の不可解な採点結果

決勝2回目の採点結果、いやおかしいでしょ!あれだけの大技を決めたのに何その点数?!

と世界中のまともな視点を持つ方たちから突っ込みを入れられていた不可解な採点結果だったにも拘わらず……その後に最高の大逆転が。

平野歩夢選手、スノーボード男子ハーフパイプ金メダル!

おめでとう!素晴らしいです!

 

異次元の大技『トリプルコーク1440(斜め軸に縦3回転、横4回転)』を3回目の演技で3回も成功させて見事な金メダル!

でもおかしいのは、2回目の演技でも平野歩夢選手は『トリプルコーク1440(斜め軸に縦3回転、横4回転)』を3回とも成功させていたこと。

いやいや世界に1人だけ、平野歩夢選手にしかできない大技を3回も成功させて転んでもないのに91.75点で2位って、素人が見てもおかしいですよね?!

素人が見てもおかしいものはプロのみなさんやメディアから見てもおかしかったようで、米NBCの解説者トッド・リチャーズは以下のような言葉でリアルタイムで解説中批判していました。

「91.75?間違いじゃないのか?」

「教えてくれ、どこが減点だったんだ?」

「アメリカの評価は89点?80点台?あれが?ハーフパイプ史上、もっとも何度の高いトリックを決めたのに?」

……いやー、みんなが思っていることをはっきりとTV中継の解説で言い切ってくれて気持ちいいですね。

実際にはもっとずっとジャッジに対する不満をぶちまけ続けていたようです。

ありがとう、みんなの気持ちをはっきりと公共の電波に乗せて代弁してくれて。

平野歩夢選手自身も2回目のジャッジに疑問を持っていたようですね。

ポーカーフェイスにも見える平野歩夢選手が2回目のジャッジに対する怒りを3回目のエネルギーに昇華させて見事に成功させるとか、素晴らしすぎます。

凄いメンタルですね。

文句のつけようのない素晴らしい3回目の演技、とても良いものを見せてもらって感動しました。

3.男子フィギュアスケート羽生結弦選手・宇野昌磨選手・鍵山優真選手

男子フィギュアスケートでは羽生結弦選手の金メダル3連覇へ期待がかかり、各国メディアからも注目されていました。

でも……。

1日目のショートプログラムで最初の4回転ジャンプの時にスケートの刃が氷の穴にひっかかりまさかの1回転になってしまいました。

その時の「え~っΣ(゚Д゚;)!まさか!」という全世界の羽生結弦ファンの心の叫びが聞こえた気がしました。

調子は良かったのに、まさかのアクシデントで4回転ジャンプが出来なくなってしまった。

それが響いて男子ショートプログラムで8位と出遅れてしまった羽生結弦選手に対し、海外のメディアも衝撃を受けていました。

「スケート界は揺れ動いた」とは米ニューヨークタイムズ紙。

「彼は技術的にはとても良かったので、メダルのために戦い続けている。むずかしいことだろうが、不可能ではない」と米ニューヨークタイムズ紙は続けていました。

ロシアメディア「スポーツエキスプレス」では”世界中にいる羽生の熱狂的なファンがリンク上に穴を空けた選手が誰なのか捜索し……”などの報道もあったようです。

誰が空けた氷の穴かはわからないけれど、羽生君をおとしいれようと故意に空けたものでもないでしょうから、犯人捜しは不毛ですよね……。

とはいえ現地の事前のアンケートで五輪選手で誰に期待するか、誰を見たいかなどで羽生結弦選手がダントツトップだったらしいので、ショートプログラム8位という結果は世界的に衝撃でした。

英BBCも「メダルのチャンスがひどく傷ついたことに羽生がショックを受けた」と伝えており、注目度の高さがうかがえます。

男子フィギュアスケート2日目のフリープログラムを終え、羽生結弦選手が最終4位で終わった後も、海外メディアは反応。

米ニュースサイトのインサイダーはこのように報じていました。

「羽生結弦にとって北京大会は打ち砕かれた夢の物語。重力にあらがう4回転アクセルを試みて転倒」

「リンクを去る前は笑顔を見せ、氷に手を触れた」

羽生結弦選手は世界中にファンがいて注目されていたんですよね。

翌日の新聞(日経)を見ても、羽生君の写真がどーんと大きく載っていて「あれ、4位だったのに。やっぱり世間の関心度が高いんだなー。」と思いました。

羽生結弦選手は悔しい結果となってしまいましたが、今回若手の鍵山優真選手が大躍進して銀メダルを取りましたね!

 

海外フィギュアスケート専門サイトでも、「ユウマの素晴らしいパフォーマンス! キャラクターとしての、あの笑顔が演技中に見られて嬉しい! もちろん彼のジャンプは驚くべきものだった」と称賛していたようです。

 


まだ18歳の鍵山優真選手の今後がとても楽しみです。

そして堂々の二大会連続メダル獲得となった今回銅メダルの宇野昌磨選手も海外メディアから賞賛されています。

ワシントン・ポスト紙のロバート・サミュエルズ記者は「ウノは氷上のマエストロだ」と賞賛。

「ステップの一つ一つが芸術家の一筆のよう」とも称えました。

日本の男子フィギュアスケート選手たちは世界的にも非常に人気が高いようですね!

技術、キャラクター、そしてフィギュアでは大きな要素となる容姿に至っても、今の日本の男子フィギュアの選手たちは非常にレベルが高いです。

活躍する日本選手たちを応援しつつ、金メダルを取った各国の選手なども注目しています。

北京オリンピック2022でこれも気になる!

男子フィギュアスケート金メダリストネイサン・チェンの衣装

「えっ?!ユニ〇ロの長Tで出てんの?!」

と衝撃を受けたネイサン・チェン選手の衣装。

 

 

国の威信をかけたオリンピックの金メダル候補なんだから予算はつけてもらってるはずなのに、なんで毎回衣装が超地味なんだろうと不思議に思っていましたが。

きちんとした米著名デザイナーに、わざわざデザインしてあつらえてもらっている衣装なんですね。

そりゃ当然ですよね。お金がなくて地味になってるはずがないです。

ネイサン・チェン本人が着心地の良い衣装を好んで、スパンコールを避けているから毎回とてもシンプルな仕上がりになっているんですね。

「フィギュアは目でも楽しむアートなスポーツなんだから、もうちょっと見た目にも楽しみたい」という思いもありましたが、ネイサン・チェン選手はショートもフリーも素晴らしい圧巻のパフォーマンスをされていたのでなんの文句もないです。

ぐうの音も出ません!素晴らしかったです。

ワリエワ選手は陥れられた?

フィギアスケート団体戦の女子フィギュア戦で、ロシア五輪委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ選手が金メダルを取りました。

転倒するミスが1回あったものの、それを上回る圧巻の素晴らしい演技で4回転ジャンプもバンバン決めて堂々の金メダル!

他選手とのあまりのレベルの差にため息が出るほど。そしてとっても美しい。

 

それなのに2021年12月に行われた薬物検査が陽性だったとか、今言う???

ワリエワ選手は15歳。「妖精でした」なら納得の可憐さだけど、自分でわかってて陽性になるような薬物なんか飲まないはず。

何かに規定違反の当たる薬物が含まれていたのか?

詳細は不明だけど、あんなに素晴らしいパフォーマンスをしたまだ15歳のワリエワ選手から金メダルをはく奪するとかになったら、世界からブーイング出ますよね。

それで日本が銅メダルから繰り上がって銀メダルになったとしても、もろ手を挙げては喜べません。

オリンピックではどうどうとスポーツマンシップにのっとって活躍した結果を賞賛したい。

カーリング女子日本のスーパーショットがさく裂!

2022年2月12日はカーリング女子日本が予選リーグで大活躍してますね!

デンマーク戦では最終の第10エンドで藤沢五月選手が神がかったスーパーラストショットで大逆転勝利!

5対7で日本は負けていたのに、最後の10秒でのスーパーショットで一気に3点を返してまさかの8対7での大勝利!

この大逆転劇に日本は大歓喜!

 

デンマークのメンバーはみんな噓でしょ……という表情で顔がフリーズしてました。

カーリング女子は”もぐもぐタイム”や”そだねー”という素朴な言い方で前回の平昌オリンピックでも

大人気になってましたね。

今回もチームワークの良さ、試合中に仲間と協力している姿がとても見ていて引き込まれます。

今後の活躍も期待しています!

まとめ

様々なドラマや問題を生んでいる北京オリンピック2022。

日本人選手も活躍し金・銀・銅のメダルも着実に取ってきています。

まだ熱い戦いは終わっていないのでますますのアスリートの皆さんの活躍を期待しています!

最新情報をチェックしよう!