医学部を受験し、晴れて医学部に合格!
いくら払えばいいの?
これがまた恐ろしい。
驚愕の費用がかかります。
そして費用がかからない方法もあります。
これら医学部合格にかかる気になる点を、体験を踏まえて見聞きした生々しい情報をご紹介します。
*尚あくまで体験談なので、詳しい情報や正しい情報が必要な場合は都度ご自分で調べてくださいね
医学部合格!合格後はいくら必要なの?
医学部合格!
嬉しいですが、期限までに入学に関する手続きを怠ったら全てが台無しですよね。
ここでは国公立大学の医学部と、私立の医学部を複数受験する、一般的な例をご紹介します。
私立の医学部では、非常に限られた期限内に納めなければいけない初年度費用は、1千万を超える学校も普通にあります。
それも一括の銀行振込で。
数百万円のところもあります。
一括で。
さらに怖い話をしましょう。
私立の医学部を複数受験する場合は、下位のレベルの医学部から受験日がスタートするのが一般的です。
そして『押さえの学校』つまり滑り止めの気持ちで受験した学校で合格を手にしたら、初年度の費用を払いこみますよね。
下位のレベルの学校ほど学費は高額になるので、1千万レベルの払い込みをする場合もあります。
そして受験日程が進み、2番手、3番手の学校でも合格を勝ち取れたとしましょう。
するとその都度、初年度費用を期限までに払い込まないといけなくなります。
数百万円レベルで。
そんなお金を工面できるご家庭なら良いかもしれませんが、普通はなかなか厳しいですよね。
なので受験前にかなり詳細にシミュレーションする必要があります。
どの学校に受かったら費用を払い込むのか、払い込まないのか。
また、初年度費用を払い込んだ後に辞退の連絡をすると、入学金以外は後日返還されることが多いです。
しかし、入学金はそのまま寄付することになりますね。
そしてそのまま寄付することになる入学金は、
100万円、150万円、200万円
くらいが一般的です。
つまり、押さえの学校が受かって入学手続きをしていてその後にもっと希望する学校に受かったら、その入学金は戻ってこない。
そして何校も手続きをしていたら、戻ってこない入学金だけで数百万円になることもありうるんですね。
まぁ国公立大学の医学部が本命で合格していたら学費があまりかからないのでそれでも良いかもしれませんが。
医学部合格!費用がかからずに済む方法は?
もちろん国公立大学の医学部は費用は6年間のトータルでも学費が3百万円台と、破格です。
が、私立の医学部でも学費を抑える方法があります。
それはこちら
- 特待生制度
- 東京都や県の制度利用
私立の医学部で独自の特待生制度を設けているところがあって、学校によりますが学費のほとんどが免除されるもの、入学金のみ免除されるものなどがあります。
免除される金額は学校によって様々です。
例えばA大学ではA特待生、B特待生などがあり、A特待生は費用ほぼ免除、B特待生は部分的に免除など。
入学試験の結果、優秀であると認められた生徒が特待生として候補になりえます。
また、東京都や県の制度で学費が免除になるものもあります。
それは、受験の申し込みの時に別途専用の申し込みをします。
面接も別途専用のものがあります。
そして免除される金額は都や県によって違いがあります。
例えば東京都の場合、東京都の制度に合格したら6年間の学費が免除になるばかりでなく、毎月10万別途支給されると聞いてびっくりしました。
医学部は教材費も高いし、色々と費用がかかるので毎月10万あれば助かりますが、支給されるなんて……。
何て手厚いんだろうと思いましたが、東京都の制度を利用して医師になったら、卒業後は一定期間下記のいずれかで働かないといけないんですよね。
- 小児科
- 周産期医療(産婦人科)
- へき地医療
これらはなり手が少ないからなのでしょう。
医学部合格!必要金額は?学費をかけずに済む方法は?まとめ
医学部に合格後も初年度費用の払い込みをしたり、必要であれば寮に入ったり引っ越しをしたりなど、色々とお金がかかります。
でももちろん、合格したのが国公立大学だけだったりしたらかかる費用は少なくて済みますね。
私立でも優秀な成績をとって特待生になれたら費用も抑えられます。
都や県の制度に合格しても費用は抑えられますね。
その制度を利用したらその分、卒業後は決められた科で働く必要はありますけど、学費はあまりかけずに済みます。
その他、防衛医大や自治医大でも費用は少なく済む可能性ありなので必要であれば別途検索してみると良いと思います。